インドネシア
OVO
OVOはインドネシアの主要なモバイルウォレットおよびデジタル決済プラットフォームです。1億人以上の利用者と1000万以上の加盟店に支持され、オンライン・オフラインでの支払いが可能。安全性、利便性、お手頃な価格で多様なサービスを提供しています。
Kredivoはインドネシア発の後払いサービス（BNPL）を核としたデジタル金融サービス。AI技術を駆使した迅速なクレジット承認、多彩な返済オプション、そして新サービス“Krom”の展開など、ASEAN地域の金融課題を革新する企業として注目されています。
Kredivoとは
2016年に設立されたKredivoは、インドネシアのジャカルタを拠点とし、後払いサービス（BNPL：Buy Now Pay Later）を中心に、低金利の即時クレジット融資を提供。親会社FinAccelの支えのもと、シンガポールを始めとするASEAN地域で急成長を遂げています。
サービス特徴
- AI技術の活用: Kredivoは先進的なAI技術に基づくリアルタイム判断システムを採用。ユーザーはオンラインでわずか2分でクレジット申請から承認までを完了可能。
- 後払いサービス（BNPL）: 提携加盟店でのショッピング時、30日間無利子のBNPLや多彩な分割払いクレジットオプションを享受。
- 多様な返済方法: e-wallet、オンラインバンキング、現金等、ユーザーに合わせた返済手段を提供。
インドネシア
インドネシアはASEAN地域で最大の人口・経済規模を持つ国ですが、クレジットカードの普及率や銀行口座保有率など、金融へのアクセスに関する課題が多い状況が続いています。スマートフォンの急速な普及やEコマースの拡大といったデジタルトレンドの進展を背景に、Kredivoはインドネシアの中間層にデジタル決済の便益をもたらしています。特に、後払いサービス（BNPL）を駆使し、インドネシアで一定のシェアを獲得しています。
Kredivoはオフライン店舗でのBNPL利用の拡大を視野に入れています。更に、子会社銀行「Krom」を通じて、デジタルバンキングサービスの展開も計画中。これにより、金融のアクセスを更に拡大し、金融包摂の推進に貢献する予定です。
関連ニュース
2023年3月23日に、日本のみずほ銀行はインドネシアのデジタル金融企業「Kredivo」への出資を発表しました。