2016年に設立されたKredivoは、インドネシアのジャカルタを拠点とし、後払いサービス(BNPL:Buy Now Pay Later)を中心に、低金利の即時クレジット融資を提供。親会社FinAccelの支えのもと、シンガポールを始めとするASEAN地域で急成長を遂げています。
インドネシアはASEAN地域で最大の人口・経済規模を持つ国ですが、クレジットカードの普及率や銀行口座保有率など、金融へのアクセスに関する課題が多い状況が続いています。スマートフォンの急速な普及やEコマースの拡大といったデジタルトレンドの進展を背景に、Kredivoはインドネシアの中間層にデジタル決済の便益をもたらしています。特に、後払いサービス(BNPL)を駆使し、インドネシアで一定のシェアを獲得しています。
Kredivoはオフライン店舗でのBNPL利用の拡大を視野に入れています。更に、子会社銀行「Krom」を通じて、デジタルバンキングサービスの展開も計画中。これにより、金融のアクセスを更に拡大し、金融包摂の推進に貢献する予定です。
2023年3月23日に、日本のみずほ銀行はインドネシアのデジタル金融企業「Kredivo」への出資を発表しました。